ついに「要介護」認定へ。あの日の異臭騒ぎと、ケアマネジャーさんとの出会い

つぶやき

こんにちは、ウサママです。 義母が骨折し、同時にうつ病も重なってから、我が家の空気は少しずつ、でも確実に変わっていきました。

今回は、私たちが「介護保険制度」を頼る決定的なきっかけとなった、ある切実な出来事についてお話しします。

1. 帰宅後の異臭と、家族の10日間

それは、私と夫、子供たちが外出から帰ってきたときのことでした。 玄関を開けた瞬間、これまでに嗅いだことのない強烈な異臭が鼻を突いたのです。

骨折とうつ病の影響で、ここ数ヶ月すっかり外出をしなくなっていた義母。 実は足腰が想像以上に弱っており、自力でトイレに間に合わなくなっていたのでした。

ショックだったのは、その後のことです。 「お義母さん、大丈夫? お部屋の掃除、一緒にしよう?」 そう声をかける私と夫に対し、義母は布団を被ったまま、 「なんでもない! 私は大丈夫だからあっちへ行って!」と、頑なに部屋に入ることを拒むのです。おそらく事情を知っている義父も同じように「大丈夫、大丈夫。掃除はやっとくから」と言ってききません。

プライドが傷つき、現実を受け入れられない義母。 でも、臭いは容赦なくリビングにまで漂ってきます。 結局、部屋の本格的な掃除もさせてもらえないまま、私たち夫婦と子供たちは、約10日間もの間、異臭を避けて別の部屋で食事を摂る事態になってしまいました。

育ち盛りの子供たちにこんな思いをさせている申し訳なさと、「どうして掃除すらやらせてくれないの」という義母への行き場のない怒りで、私は夜、涙が止まりませんでした。

2. 「限界」の先で見つけた、地域包括支援センター

家族だけではもうどうしようもない――。 限界を迎えた夫と私は、すがるような思いでスマホを検索し、地域の「地域包括支援センター」に電話をかけました。ここは、高齢者の暮らしの困りごとを丸ごと相談できる窓口です。

電話口でこれまでの経緯を話すと、職員さんは「大変でしたね。すぐにお宅へ伺います」と言ってくれました。

数日後、センターの職員さんと、紹介された「ケアマネジャー」さんが我が家へやってきました。 これが、私たちの初めての「認定調査」と、ケアマネさんとの出会いでした。

3. プロの凄さと、ケアマネジャーという存在

家族がいくら「片付けよう」「危ないよ」と言っても怒り出す義母。 それなのに、初対面のケアマネジャーさんは、さすがプロでした。 義母のうつ病の性質を理解し、プライドを傷つけないよう、優しく、でも的確に話を聞き出してくれたのです。

「お義母さん、これまでは本当によく頑張ってこられましたね。これからは、少しだけ私たちの手を借りませんか?」

ケアマネさんのその言葉に、義母の張り詰めていた糸が切れたのか、ポロポロと涙を流し始めました。あんなに頑固だった義母が、ついに「介護保険の申請」と「お部屋の片付け(環境調整)」に同意してくれたのです。

4. 介護の第一歩を踏み出して

その後、無事に「要介護」の認定が下り、私たちの本格的な介護生活がスタートしました。

ケアマネジャーさんとは、介護が必要な高齢者と、その家族を支えてくれる「伴走者」のような存在です。 どんなサービスを組み合わせれば家族の負担が減るか、一緒にケアプラン(計画書)を考えてくれます。

あの異臭騒ぎの10日間は、本当に地獄のようでした。 でも、あの限界があったからこそ、私たちは「プロを頼る」という一歩を踏み出せました。

もし今、同じように「家族の介護や拒絶」に1人で悩んで、部屋の片隅で泣いている方がいたら、どうか抱え込まずに地域包括支援センターへ電話してみてください。 きっと、暗闇に光が差し込むはずです。

ウサママの「あの時あって助かった」メモ

地域包括支援センターとは?
高齢者に関する総合相談窓口です。お住まいの市区町村の名前に「地域包括支援センター」とつけて検索すると、担当の窓口が見つかります。相談は無料です。

消臭剤
当時、ドラッグストアに駆け込み5個ほど購入して帰りました。直接スプレーするわけではなく、部屋に置いておくだけなので掃除に入れない間も頼りになります。まとめ買いで常備しています!
小林製薬 消臭元ZERO無香料 400ml

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